ウッディ・ルージュ2020
2020 レビュー
Technical data ・・・・・・・・・・・・・・
品種構成 | ME(63%)、CS(18%)、PN(10%)、CF(9%) | |
収穫日 |
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畑 | 生居畑、楢下畑、水上畑、高台畑 | |
アルコール度数 | 10.8%vol. | |
総酸度 | 4.8g/L | |
pH | 3.8 | |
樽比率 | 100%(古樽) | |
生産本数 | 3033本 | |
クロージャー | コルク(DIAM5) | |
瓶詰日 | 2021年12月15日 | |
発売開始日 | 2024年10月 |
Wine Story ・・・・・・・・・・・・・・・・
台風や秋雨の影響が殆ど無かった2020年。赤ワインの生産量が飛躍的に増加し、上級キュベが増えました。その為、ウッディ・ルージュのブレンドでは初めての品種もブレンドされています。 当初からレギュラーの赤ワインへ求めている事は、滑らかさと親しみやすさです。主軸であるメルロを含め、全ての品種の抽出を控えめにすることで苦味やえぐみ、青さを抑制し果実味を感じやすくなるようイメージしています。素材本来の特徴は控えめになる代わりに、全体のバランスは非常に柔和になり、香りも複雑に広がります。瓶詰めから熟成期間をおいてリリースされることで既に味わいも飲みごろになっています。 タンニンは極めて優しい状態ですので、冷やして飲みこともお勧めです。 様々な日常の食卓に重宝する味わいでしょう。 |
Technical Supplements ・・・・・・・・・・
それぞれのブドウは最良という状態で収穫されました。全てのブドウは除梗されましたが、破砕の有無は状態を見て判断していきました。熟度があれば破砕をし、やや青さが残る場合はボールベリー発酵にし抽出を抑制させています。酵母は市販のもの、野生酵母を原酒ごとで変更しながら抽出の温度も熟度によって調整しています。発酵期間は10~25日以内で調整し、速やかに古樽へ移動しています。MLFは早期で行う原酒もあれば、翌春に樽内MLFを行う原酒もありそれぞれでしたが、亜硫酸の添加時期は夏前と瓶詰め前の2回です。 ブレンドはメルロを中心にしながら、風味が立ちやすい原酒を重ねていきました。濃厚・パワフルとは趣を異にしますが果実味が強くスルスルと馴染みやすい口当たりが特徴です。 |
¥2,750価格
消費税込み