カベルネ・ソーヴィニヨン2017

ワイナリーを立ち上げてから、
最も栽培面積の拡大を図った品種です。
近年やまがたは、カベルネ・ソーヴィニヨンの適地として
有望視されております。
特にかみのやまでは40年近い栽培の歴史があり、
当社で目指すドメーヌらしく、ぶどうの果実味をいかした
地味豊かなナチュラルなワインづくりに
カベルネ・ソーヴィニヨンが最適な品種だと考えております。
かみのやまの土壌や天候にマッチして、酸が残り一番安定して
高い品質を出せるのが、このカベルネ・ソーヴィニヨンです。

明るく、爽やかフレンドリー
例年にないアロマティックな印象

 

Technical data

◆品種構成 カベルネ・ソーヴィニョン88%、カベルネ・フラン8%、メルロ4%
◆収穫日 2017年10月25~27日
◆畑 立道畑(X棚、樹齢29年)及び楢下畑、水上畑(スマート・マイヨルガー、一文字短梢、樹齢4~7年)
◆アルコール度数 11.4%vol.
◆総酸度 5.6g/L(酒石酸換算)
◆pH 3.90
◆樽比率 100%(内新樽率50%)、12ヵ月熟成
◆生産本数 1790本
◆クロージャー コルク(DIAM10)
◆瓶詰日 2019年1月8日
◆発売開始日 2019年6月10日

 

Wine Story

8月の寒さはヴィンテージの特徴に色濃く影響を与えています。ほぼ例年通りの収穫時期ですが、果実の酸味は過去最高の値でした。3枚ある畑の内、樹齢、クローンもそれぞれ異なるため、味わいも個性があります。今回は収量も期待通りなので初めて畑毎で仕込み、別々に管理し、瓶詰前にブレンドしています。
一番樹齢の古い区画のカベルネのエレガントな味わいはブレンドする事を躊躇しました。(もったいなくて...)主軸となる区画のカベルネは顕著なブルーベリーの香りを纏い、フレンドリーな印象です。
樹齢の一番若い区画は最高の糖度であり、ジャムの様な完熟さが魅力です。ブレンドは既存の味わいを重視するか、ヴィンテージの味わい重視か...答えは瓶の中にあります。私達はヴィンテージの残してくれた酸味、軽快さ、フレンドリー、アロマ、全てを肯定したいと思います。今はまだ無邪気な印象です。


Technical Supplements 

一番樹齢の古い区画も、2017年から主力となった区画も、ポテンシャルを確認したいので全て同じ酵母、仕込み方、また樽まで揃えて、年間を通して観察しました。収穫されたブドウは一晩冷やし、翌日丁寧に除梗し、破砕は極めて優しく行っています。(弊社では秘儀ハンドプレスの愛称) その後5日間の低温浸漬を行っています。酵母投入からは温度を上げ、浸漬期間は35日間です。プレス後は速やかに澱引きし、間髪入れずに樽へ充填しています。最初は新しい区画が良い熟成傾向でしたが、9月以降から樹齢の古い区画のカベルネが急上昇で良くなっていました。ブレンドは今回初めてフレンチオーク熟成のみにしました。今後の熟成でどこまで妖艶さが身に付くか。19年7月以降が、一つの目安かと思います。

¥3,300価格
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