カベルネ・フラン2021
【カベルネ・フラン】
上山での栽培例は非常に少ない品種です。ブレンドの主軸にも、縁の下の力持ちにもなれる魅力ある品種です。
現在(2024.3)は約0.4㏊の畑を一文字短梢栽培で管理しています。礫の多い粘土質主体の土壌と赤土主体の2枚の畑で管理され、それぞれ性格が異なります。
上山の10月中旬~11月初旬は好天が多くフランにとって特徴の一つであるグリーンな香りも抑制され、スミレやベリー系の香りに溢れたエレガントな印象になります。特に完熟させることが出来たヴィンテージは単一セパージュを冠したワインとなり、通常はブレンドの重要なキャラクターとなっています。
優美で気品がある【晩秋の蔵王】を彷彿とさせるワインを目指しています。
¥3,850価格
消費税込み