シャルドネ

シャルドネ

[シャルドネ]

全国的な栽培例の多さから、見落とされがちですが山形県はシャルドネの一大生産地です。じつは大変古くから、かみのやまで栽培されている品種です。

現在(2021.4)は合計で0.9㏊の畑を一文字短梢栽培で管理しています。礫の多い赤土が主体の植ノ山畑(0.5㏊)と粘土質が混ざる赤土の生居畑(0.4㏊)の2か所の畑から安定して収穫されます。

シャルドネには特徴的な風味がなくニュートラルであることから【風土を映し出す鏡】とまで言われます。【かみのやまの風土】を一番わかりやすく体感できるようなワインに仕上げています。

清涼感と豊潤なエキス
熟成にも耐えるスタンダードな白

 

Technical data

◆品種構成 シャルドネ100%
◆収穫日 2019年9月25日、10月1~2日
◆畑 生居畑、植ノ山畑(・一文字短梢、樹齢9~10年)
◆アルコール度数 11.1%vol.
◆総酸度 5.4g/L(酒石酸換算)
◆pH 3.40
◆樽比率 6.6%(古樽) ステンレスタンク貯蔵 8ヵ月
◆生産本数 4534本
◆クロージャー コルク(DIAM10)
◆瓶詰日 2020年6月2日
◆発売開始日 2020年8月1日

 

Wine Story

年々収穫量も安定してきたシャルドネ。栽培している中では唯一品種個性のはっきりしないブドウです。ワイナリーの個性や造りの個性が一番ストレートにはっきり分かる品種でもあり、力量を問われます。創設から徐々に試してきたことが18TVで漸く結果に結びついたので、今回も前回と同じ造りを・・・と考えました。しかし、もっと上を目指して行きたいとの思いから、さらに改良を重ね、個人的には今まででベストな味わいです。純粋でありながら多層的で表情豊かな味わい。一体感があり、分解して理解することは難しいと思います。最終的には誰も分解できない完全な球体のようなワイン、これが目指すシャルドネの理想像です。今後の瓶熟成で、より香りが増すと思います。3年先まで楽しみにしてください。

 


Technical Supplements

畑や区画違いで収穫し、別々のキュベを複数醸造しました。プレスの仕方から見直し、海外サイトにあった【Black Chardonnay】の考え方をオマージュしています。酵母は系統違いで3種類、酵母無添加のキュベも最終的にはブレンドしました。核になるタンクはわざと発酵を長期間行い、味わいに厚みを持たせています。約8か月のタンク貯蔵は行った事がありませんでしたが、酸化に強い酒質はゆっくりとしたタンク清澄にも耐え、綺麗に熟成してくれました。今飲んでもフレッシュさが残り楽しめますが、熟成によって真価を発揮する酒質です。1年後、2年後にはより多層的な香りが広がり、2000円台前半のシャルドネという事に改めて上山のポテンシャルの高さに驚いていただける事でしょう。

¥2,420価格
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