メルロ2017

メルロ2017

[メルロ]

日本各地で栽培例がある、メジャーなワイン専用品種です。

実は上山では大変古くから栽培例があり、園主木村の父の代から栽培されてきました。

現在(2021.4)は約0.7㏊の畑を一文字短梢栽培またはスマートマイヨルガーで管理しています。渓流に程近く礫の多い粘土質主体の土壌に2枚の畑を有しています。それぞれ性格の異なるメルロを最終的にはブレンドすることで、上山のメルロの姿を表現しています。私達の赤ワインのスタンダードクラスの主要品種であるメルロも、特に優良なヴィンテージには【Y】の名を冠したキュベがリリースされます。

どこにでもあるメルロから、【上山でしか表現できないメルロ】を目指しています。

 

冷涼な気候を反映した
スパイシーで野趣味のあるメルロ

Technical data

◆品種構成   メルロ87%、カベルネ・ソーヴィニョン8%
                       カベルネ・フラン5%


◆収穫日  2017年10月10~18日


◆畑     楢下畑、マサル畑、水上畑(スマート
            ・マイヨルガー、一文字短梢、樹齢7~8年)


◆アルコール度数 10.3%vol.


◆総酸度 5.4g/L(酒石酸換算)


◆pH  3.90


◆樽比率100%(古樽中心)、12ヵ月熟成


◆生産本数 3700本


◆クロージャーコルク(DIAM10)


◆瓶詰日 2019年1月29日
◆発売開始日

Wine Story

長年見守ってきた最高樹齢のメルロの収穫は16年が最後でし
た。17年からは新生メルロのブレンドになります。樹齢も上がり、
栽培方法もヴィンテージ毎でレベルアップしてきた期待のメルロ。
17年は酸味を基調にしたメルロが軒並み収穫できた年です。ブド
ウの状態は健全そのものでしたので、何とか長所を活かしなが
ら、短所も良さの一部として伝えられないか模索しました。軽めの
酒質に合うような香り、抽出、樽の選択を心がけ、無理のない気
軽に飲める日常ワインをイメージしています。
フレッシュかつ軽快な味わいは、冷温~常温まで温度帯を気にせ
ずゴクゴクと飲めてしまいそうです。赤身の多い肉やゴボウなど
の根菜、フキノトウなどの山菜との相性が抜群です。

Technical Supplements

長雨に不安な毎日でしたが、メルロは持ちこたえてくれました。ワイナリーでさらに選果
し、除梗した後に破砕することがセオリーですが無破砕で醸しました。グリーンな印象を極
力避けるため、機械で取り切れない果軸は人力で全て取り除く、狂気の沙汰。黒い粒が煌めくタンクへ吸い込まれそうになりながら、旨くなる確信のため必死に行いました。その後も粒を潰さないように醸しながら、短所となる部分の抽出を抑え、良さを活かす為に管理を行いました。古樽を中心に熟成し、新樽熟成のカベルネをわずかにブレンドする事で樽負けした軽めの赤になる事を回避しました。瓶詰から1年後、手の掛かったワイン程カワイイという名言を体感しました。
 

¥2,420価格