top of page
混醸MPC 2021

混醸MPC 2021

Technical data・・・・・・・・・・・・・

◆品種構成 メルロ68%、プティマンサン17%、カベルネソーヴィニヨン15%

◆    収穫⽇ 2021年10/28〜30

◆    畑 楢下畑、マサル畑、原⼝畑

◆    アルコール度数 10.7%vol.

◆    総酸度 4.7g/L

◆    pH 3.70

◆    樽⽐率 100%(新樽0%)

◆    ⽣産本数 561本

◆    クロージャー DIAM5

◆    瓶詰⽇ 2022年9⽉8⽇

◆    発売開始⽇ 2023年10⽉10⽇

 

Wine Story・・・・・・・・・・・・・・・

【プティマンサンを白ワイン以外にブレンドしてみたらどうだろう。】

既に瓶詰めされたワインを並べワインメーカー同士の即興ブレンドをしながらの談義は尽きません。

黒ブドウと白ブドウの混醸自体は特に珍しい事ではありませんが、【戦略なき戦術に勝利なし】の言葉通り、闇雲に採用するつもりはありませんでした。

先ずは如何にパワーの塊のようなプティマンサンでも黒ブドウに均等に混醸しては赤ワインとしての色素を薄めてしまう可能性があります。黒ブドウは抽出をしながら白ブドウの高酸度・低ph・を効果的にワインへ反映されるように仕込んでみました。

真っ赤に完熟したトマトの様な赤ワインからは、サクランボやイチゴの赤い果実に僅かな揮発酸がフレッシュな印象を与えています。澱由来のロースティは香りは全体に深みを持たせています。コケモモの酸味、出汁の様な旨味、ソフトなタンニンは滋味に溢れ飲み疲れる事なく一本をやすやすと空にしてしまうでしょう。

 

Technical Supplements・・・・・・・・・

熟度に今一つ達しなかったメルロを除梗のみ行い破砕せずにタンクへ仕込みました。発酵は野生酵母で行い緩やかな発酵ガスを確認後にを除梗破砕したプティマンサンをメルロの上に敷き詰めました。櫂入れはせずにタンク上部へ赤い液が染み出してきた頃合いで櫂入れを行っています。櫂入れ後は日増しにプティマンサンの果皮へワインの色が吸着していくのが確認できたので、すぐさまプレスを行っています。まだ残糖のある醪をタンクで発酵完了後に古樽へ移動し翌春までは静置しました。特に還元する事はありませんでしたが、夏ごろに樽上部から揮発酸を感じ始め亜硫酸を30ppm添加しています。ワイナリーの気温が落ち着く9月頃に樽から出しますが、ここでアクシデントがあり通常より樽の中にワインと澱が取り残されてしまいました。上澄みの綺麗な部分は通常通り瓶詰めし、澱の混じるロットもSP瓶へ30本程度瓶詰めしました。さて瓶詰めから一年が経ち澱の有無はどのように変化するでしょうか。ワインを楽しみたい方は澱なしの通常ロット。ブドウ酒を楽しみたい方は澱ありロットを。そんな感じの味わいでした。

¥2,750価格
消費税込み
bottom of page