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Holiday Yメルロ2020

Holiday Yメルロ2020

[メルロ]

日本各地で栽培例がある、メジャーなワイン専用品種です。

実は上山では大変古くから栽培例があり、園主木村の父の代から栽培されてきました。

現在(2023.10)は約0.7㏊の畑を一文字短梢栽培またはスマートマイヨルガーで管理しています。渓流に程近く礫の多い粘土質主体の土壌に2枚の畑を有しています。それぞれ性格の異なるメルロを最終的にはブレンドすることで、上山のメルロの姿を表現しています。私達の赤ワインのスタンダードクラスの主要品種であるメルロも、特に優良なヴィンテージには【Y】の名を冠したキュベがリリースされます。

どこにでもあるメルロから、【上山でしか表現できないメルロ】を目指しています。

Technical data・・・・・・・・・・・・・

◆ 品種構成 メルロ91%カベルネソーヴィニヨン9%

◆    収穫⽇ 2020年10/19〜20、27〜28

◆    畑 植ノ⼭畑、原⼝畑

◆    アルコール度数 11.2%vol

◆    総酸度 5.0g/L

◆    pH 3.80

◆    樽⽐率 100%(新樽9%)

◆    ⽣産本数 315本

◆    クロージャー DIAM10

◆    瓶詰⽇ 2021年12⽉11⽇

◆    発売開始⽇ 2023年10⽉10⽇

 

Wine Story・・・・・・・・・・・・・・・

Yメルロの【Y】は園主の実父である義男翁が管理する古木のメルロを原料に上級キュベとした事から、敬意を表して名付けていました。14~16VTまで醸造されたシリーズも16VTを最後に伐根され、現在その畑はありません。今回の上級メルロに古木は含まれませんが、義男翁をはじめ先人達が上山に切り拓いた歴史の上に、今の私達が居ることは間違えありません。そこへの敬意は些かも変わらずある事から、上級メルロには【Y】を冠する事に決まりました。

生産本数は僅か315本、およそ1樽分です。管理していた5樽のメルロの内、特に良かった樽が最後までブレンドに悩み少ないながらも瓶詰めする事にしました。

まだ紫の強い色調、ダークチョコ、プルーン、バニラ、ココナッツの香りが広がり完熟感で満たされる。しっとりと緻密なタンニンは不快な感じを与えずスムーズに広がります。アルコールからくるボリューム感はありませんが、過不足ないエキスの豊富さは十分に堪能いただけます。

 

Technical Supplements・・・・・・・・・

2020年は7月の豪雨以外は晩夏~晩秋までの天候も安定して雨に悩まされる日が少ないVTでした。年々メルロの収穫は困難を極め、病気からの圧力で早めに行うか晩腐病の餌食となるかの二択を迫られ栽培面積を縮小させています。20VTは比較的、熟度の高い区画を分けて収穫し、厳しい選果を経て赤ワインとして醸しました。酵母はFX10という深みのある色合いとソフトなタンニンには欠かせないバイプレイヤーです。樽はフレンチ、アメリカンの古樽に分けて貯酒を行っています。翌春MLFが始るのを確認し、完了後に亜硫酸を添加しています。ブレンドを考える中で他の樽はレギュラーワインのキーワインとして直ぐに決まりましたが、アメリカンオークの【CANTON】で熟成した1樽だけは、レギュラーワインとしてしまう事に葛藤がありました。たったの1樽だけでも、良いと思ったメルロは【Y】としてリリースした方が良いのではないか。そう義男翁にも言われた気がして瓶詰めに踏み切りました。最終的にカベルネのプレス区分をCANTONの新樽で熟成していたロットをブレンドしミドルからラストにかけてのエキスが満たされたと感じています。

¥3,850価格
消費税込み
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